今シーズン(2011年~2012年度)インフルエンザワクチンに関する情報です。
今シーズンのインフルエンザワクチンの中にもA型2種類とB型1種類、計3種類の抗原(ワクチン株)が含まれています。
1.季節性インフルエンザ2009 A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm09
2.季節性A香港型 A/ビクトリア/210/2009(H3N2)
3.季節性B型 B/ブリスベン/60/2008
1.は以前、ブタインフルエンザや新型インフルエンザと呼ばれていたものです。「呼ばれていた」と過去形で書いた事にご留意ください。今年の4月から「新型インフルエンザ」は新型扱いすることなく、季節性として扱う事となりました。それに伴い呼び名もインフルエンザ(H1N1)2009になりました。
さらに、子供のワクチン接種量も変更となりました。
昨シーズンまでは、1回接種量が年齢で0.1ml 0.2ml 0.3ml 0.5mlと細かく分けられていましたが、この接種量が海外のワクチン接種量に比べて少ないために抗体価が不十分である等の議論がありました。
接種量が増え、今シーズンから、1回接種量は0.25ml 0.5mlの2段階となりました。
・3才未満 0.25mlx2回接種
・3才以上~13才未満 0.5mlx2回接種(1回で十分という意見もあります)
・13才以上 0.5mlx1回接種(これは昨年までと同じです)
当院でもすでにインフルエンザのワクチン接種を開始しています。