こんにちは、音川です。
GWも最終日ですね。今日は家や車の掃除などで、休日とは言え、それなりに忙しいです。
この1週間は、レジャーも含めて予定が詰まっていました。ブログが更新できていませんでした。
先週の末ですが、大阪市立大学時代の先輩である北田先生が和泉府中で開業されるとのことで、その内覧会に見学に行ってきました。
北田先生は、私の大学時代の指導医です。大学病院ならではの診療が非常に難しい患者さんを一緒に診させていただきました。先輩の後ろ姿から、多くのことを学びました。
医師の診療には、それぞれの個性・特徴が出るかと思います。先輩先生や患者さんとの関わり合いのなかから、医師それぞれが構築していくものでしょう。研修期間の“固まってない”時期に、先輩先生の振る舞い・所作を無意識の内に自分のものにしていきます。生まれたての雛鳥と同じです。北田先生は、診療レベルは当然のことながら、患者さんとの関係構築に非常に長けていて、当然ながら“先生のファン”も多かったのです。落ち着いた口調、患者さんへの論理だった説明などなど。私の見知る範囲では、北田先生ほど患者さんへの説明が上手な先生は見たことがないのです。世の中に名医はたくさんいます。しかし、横で見ていて、「そんなんで患者さんは本当にわかってるんかいな??」と思わされることは多々あります。そういった意味では、私は北田先生の下で勉強できたことを幸せに感じています。当時の北田先生とほぼ同じ年齢に達した私ですが、そのレベルに果たして達しているか?自信はありません。
内覧会にも多数の患者さんが来られていました。患者さんから信頼を得ている先生の姿を見て、自分もそうあらねばと思いました。「自分に何ができるのか?」を考えたいです。